マインド

コミュニケーションが苦手な海外MBA

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・文法、発音なんて気にしない。言いたいことを気持ちを込めてダイレクトに表現する。

・何度聞き返されても、理解できないと言われても鉄のハートで立ち向かう。

・言葉だけで不安ならペーパーなどのサポートツールを準備して主張する。

・飲み会、スポーツなどイベントには積極的に参加する。

・ノリとキャラでカバーする。

・しゃべれない、聞き取れない→参加しない→仲が深まらないは悪循環。

MBAの中で、私が苦手意識を持っていたのは、同級生とのコミュニケーションです。私は

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MBAの中で、私が苦手意識を持っていたのは、同級生とのコミュニケーションです。私は典型的な日本人パターンで、留学中は幅広く友達のネットワークを思うように広げることが出来なかったと反省しています。

具体的な反省点としては、まず過剰に発音、文法を気にし過ぎていたことです。私はよく会話の前置きで、英語が出来ないことを布石として打つような、逃げ発言を多くしていました。

「俺の英語は下手だから」とか、「俺は英語が上手に話せないから」とか。チームメイトに指摘されたのは、「上手な英語って何だよ!そんな言い訳はいらないから、文法や発音など気にせず、間違えてもいいから自分の伝えたいことや考えをしっかり主張するように!」よく言われたものです。

以後、チームの中で「発音が悪くてごめん」とか「英語を上手く話せない」という私の言い訳発言は禁止条例が出されました笑。

MBAでは発言しなければ、授業にもグループワークにも参加していないものと見なされます。自分の存在意義が消えてしまうわけです。そして、冷静に考えてみると、確かに過剰に発音や文法は気にする必要はありませんでした。なぜなら、周りのみんなも各々の訛りや独特のアクセントでどんどん話しまくっているからです。例え訛りが強く、話していることが伝わらなくても、彼らは「何でわかんないの?ちゃんと聞き取ってよ!」というスタンスです。このくらい鉄のハートと根拠のない自信を持つことは大切であると学びました。

また、私が具体的に工夫した方法としては、予め自分が主張したいことをペーパーなどへ箇条書きにしてからディスカッションに臨むということです。口頭だけでの説明で、自分より口達者なメンバーを説得するハードルは高いです。だからこそ、私は予め議論するトピックをレジュメにまとめ、ある程度枠組みを作って説明にあたりました。

成功事例としては、 オペレーション・マネジメントの授業で、製造ラインに関するプレゼンを行うグループワークがありました。題材となる企業をどこにするか決める時に、私は日本のユニクロのビジネスモデルをある程度調べ上げ、レジュメにしてチームワークに臨みました。すると、ある程度フレームや内容がまとまっていたためか、最終的には私の案が採用され、我がチームはユニクロについて発表することになったのです。

日本の企業であるため、日本語での本・ネット情報がたくさんあり、自分の得意なフィールドに持ち込むことに成功しました。また、言い出しっぺの私がこの課題のリーダーを務めることになり、チームをまとめ、発表の大半も私が行いました。最終的には日本の事例をクラスでアピールすることができ、プレゼン内容に対しても教授から高い評価をもらうことができました。微力ながら、ようやくチームに貢献できた感じがしました。改めて大切なのは、自分の考えや思いを表現すること。参加することが大事だと学びました。

2つ目の反省点としては、みんなでの飲み会やパーティー、イベント等に積極的に参加しなかったことです。言い訳をすれば、私は家族帯同で海外留学に行っていたので、休みの日など学校以外の時間は極力、家族との時間を保てるように心がけていました。ただでさえも大学の授業やグループワーク、その他勉強で時間が確保できていなかったので、せめて飲み会などは控えめにしていたため、同級生との交流は少ない方でした。

やはり、勉強以外の場面でコミュニケーションを取ることは大切だと思います。同じスポーツをしながら、もしくは同じ酒を飲みながら行うコミュニケーションは、不思議と言葉以上に仲良くなるものです。授業中やグループワーク中の真面目な場面で自分のキャラやノリを存分に発揮することは難しいです。お酒の力を借りて、みんなもテンションが高い時に話す英語は、いつも以上に発音や文法などはどうでもよくなります。その場のノリとキャラが全てです!今思い返しても、もう少し積極的にイベント等に参加して同級生とのコミュニケーションに挑戦するべきだったと後悔しています。

そんな中でも仲を深められたのはグループワークで一緒になったメンバーでしょうか。やはり、必然的に一緒にいる時間が長かったので、お互いのことを理解できるようになりましたし、特にターム2ではチームメンバーに恵まれたと思います。チームには女性が2人いましたが、ものすごく人格者でした。議論の時にはよく意見が合わなかったのですが、人間としてこの2人はすごく尊敬しています。

また、ターム1で私が赤点3つ取っていることはメンバー全員には話していました。なぜなら、ただでさえも英語ができなくて迷惑をかけるのに、個人の勉強に力を入れなければ卒業できないという異常事態だったからです。完全なるわがままですが、強制退場になっては元も子もありません。そこは、割り切ってターム2の後半は負担を軽減してもらっていました。

はっきり言って、ターム2のメンバーは僕の分もカバーしてくれていました。そればかりではなく、授業のノートやテスト対策をシェアしてくれたり、教えてくれたりもしました。完全にチームのお荷物になっていたと思います。それでも、私のことを一人のメンバーとして受け入れ、共に歩んでくれたメンバーには今でも感謝しています。

しゃべれない・聞き取れない→自信をなくす→しゃべらない→参加しない→仲が深まらない→しゃべる機会が減る→しゃべれない。この負のスパイラルを繰り返していては、いつまで経っても英語は上達しないし、せっかくグローバルな世界に来ているのにもったいない限りです。恥は一時、今ここにしかない貴重な時間を存分に楽しんで、ぜひコミュニティに積極的に突っ込んで行きましょう!!