MBA留学

コロナウイルスによる影響で海外MBAは辞めておくべきか?

海外MBAを目指しているけど、コロナウイルスの影響により留学に行くことに不安を感じている、行くべきか、辞めておくべきか迷っている人もいるのではないかと思います。そんな皆さんの意志決定の際に参考になればと思い、私ならどうするか、具体的に何をするかをお伝えしていきます。

【結論】

・長期的に見て、絶対に海外留学には行った方がいい。私だったら絶対に行く。

・入学時期を延期してもらう。

・入学する時期、国を選ぶ。

→結局はどれだけ行きたいか。「行きたい度合い」「リスク許容度」を天秤にかけて判断!

コロナウイルスの影響により、世界が大混乱に陥っています。海外MBAを目指している人の中には、MBAに行くこと自体断念しようか迷っている人が多くいると思いますが、私は長期的に見て海外MBAには行った方がいいと思います。

私は比較的、平穏な時期に留学させていただいたため、無責任なこと言って~と思われてしまいそうですが、私がこれから受験、進学をする立場であっても絶対に諦めずにMBAを目指します。人生をかけて実現したい夢だったし、実際に経験してみて海外留学中の時間は幸せな時間でした。

しかし、人生をかけて海外MBAに行きたかった私でも、2020年4月現時点の状況下では腰が引けてしまいます。(そもそも、渡航制限が行われているため国によっては出入国ができませんが。。)現在のコロナウイルスによる影響は、自分や家族の命に関わるものであるため無視できるものではありません。そこで、自分ならこうするであろうという対策を合格後、合格前の2つのケースに分けてご紹介します。

~合格後~

・合格を貰っているのであれば、入学を1年ずらしてもらうように交渉。

2020年の9月から入学予定の方にとって、コロナウイルスの影響は心配ですよね。そこで、私なら入学時期を2021年の9月以降に延期してもらうように交渉をします。

【大学が待ってくれるであろう根拠】

(1)大学側も経営であるため合格者は無下にできない。

(2)入学金を払ってしまえば、簡単に断ることはできない。

(3)海外は交渉社会なので、言ったもん勝ち。案外通ってしまうもの。

(4)大学側から入学延期の話があるかもしれない。

(1)大学側も経営であるため合格者は無下にできない。

大学とは言え、結局は経営活動にすぎません。要は、生徒からの授業料が大学の売上、利益に繋がるわけであり、そもそも入学してくる生徒がいなければ経営は成り立ちません。恐らく2020年以降の数年間、海外MBAの出願者数は減少するのではないでしょうか。そのため、入学の意志があり、かつ合格基準を満たした候補者の存在は大学にとっても貴重なはずです。1年くらい入学が遅れることは承認してくれる確率が高いでしょう。

 

(2)入学金を払ってしまえば、簡単に断ることはできない。

入学金(手付金)を払ってしまえば、大学側も口約束で逃げられる心配がなくなるわけでしょうから、承認してくれる可能性は高まります。具体的に、私が通っていた大学では、入学を1年延期してもらった上で入学してきた同級生がいました。彼は社費留学予定だったのですが、会社のプロジェクト延長により、どうしても翌年以降でないと入学できない状況になりました。大学に相談したところ、1年延期が認められたそうです。(もちろん、大学の指針や状況によっても異なるので予めご留意ください。)

 

(3)海外は交渉社会なので、言ったもん勝ち。案外通ってしまうもの。

海外は交渉社会です。言ったもん勝ちの世界だし、逆に自分で主張しないと損をします。時には、どんな無理難題でも強気な交渉力があれば通ってしまうことが多々あります。

例えば、私がオランダで銀行口座を開設する際に体験した例ですが、ある支店では長期滞在ビザがないと口座は開設できないと言われました。しかし、私の友人の中にはビザなしで口座を開設したという話を聞いていたので別の支店に赴き「ビザは申請中であり、もうすぐ承認される予定。どうしても今日中に口座開設しなければならない。」と、パスポートとビザ申請申込書のコピーだけを持参し、主張してみたところ、あっさり銀行口座を開設してくれました。

ほんの一例にすぎませんが、このようなことは日常茶飯事です。大学とのやりとりでも、入学金の納期を延長してもらったり、必要書類を省略してもらったりなど、数々交渉が通ったことがありました。何でもまずは交渉してみることです。大体の場合が通ります。

 

(4)大学側から入学延期の話があるかもしれない。

そもそも論になってしまいますが、コロナの情勢によっては、大学側から入学時期の繰り下げを申し出てくる可能性もあるかもしれませんね。。。

~合格前~

(1)とっとと合格を貰ってしまう。

(2)受験する国、入学する時期を選べばいいだけ。

(3)さらに上位校への合格を目指すチャンスと捉える。

(1)とっとと合格を貰ってしまう。

海外のMBAに行くかどうか迷っている方は、とっとと大学から合格を貰ってしまいましょう。行くか、行かないかを迷う前に、行きたい大学から合格を貰っていなければ、そもそも悩む権利はありません。前述の「合格後」欄でも記載しましたが、合格を貰ってから交渉すればいいだけです。

 

(2)受験する国、入学する時期を選べばいいだけ。

受験前、受験中の方であれば、自分が入学したい時期と国を選択すればいいだけです。今年出願するのか、それともコロナ情勢を見極めながら翌年に出願するのかは自由です。出願する国についても同様です。自分が行きたい大学の在学生や卒業生のリアルな声を参考にしながら、自らのコロナに対するリスク許容度と行きたい度合いを天秤にかけて判断すればいいと思います。

参照:「外務省 海外安全ホームページ」よりhttps://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

具体的には、アメリカ、スペイン、イタリアについては感染者数が世界的に見ても多いため、これらの国への進学はリスク高のように感じる方もいるかと思います。もし、コロナの影響を最小限に留めたいということであれば、カナダ、シンガポールなどが候補に入ってくるでしょうか。

ただ、MBAならどこの国でもいいやと思っている人は少ないと思います。行きたい大学はそう簡単には変えられるものではないでしょう。そういった方は、出願時期を1~2年遅らせるなどの対応が必要になります。

しかし、繰り返しになりますが、私が同じ立場ならとっとと2020年度中に出願をして、合格を勝ち取るという戦略を取ります。事由は2つ。

  • コロナの影響により2020年度の受験者数は激減、倍率が下がる可能性大。
  • 大学側も経営なので、なるべく早く翌年の入学候補生は確保しておきたい。

とにかく先手必勝!先に進めるだけ進めておいた方が圧倒的に有利です。繰り返しになりますが、合格すら貰えていない時点から悩むより、本当に行きたいのであれば、まずは合格を勝ち取った上で調整していけます。

 

(3)さらに上位校への合格を目指すチャンスと捉える。

時間的猶予ができたことを逆手に取り、さらなる上位校への合格を目指すチャンスと捉えることができます。特にTOEFL、IELTS、GMATで思うようなスコアが出せていない方や、日ごろは忙しくて勉強時間を確保できていない人は絶好の機会になるでしょう。

個人的には、あまり期限を先延ばしすることは好きではありませんが、働きながらMBA受験を目指す社会人にとって、在宅ワークや休日の長期化によって生まれた時間は貴重です。TOEFL、IELTS、GMATのスコアを伸ばすことや、場合によってはエッセイ、面接の準備を先取りで進めることも可能です。そうすることで、これまで手が届かなかった上位校、ハーバード、スタンフォード、INSEADなど一流校への合格に近づけるかもしれません。

 

以上が私なりのコロナウイルスに対するMBA留学への対策案になります。

最後はどれだけ自分が海外留学に行きたいかとリスク許容度の天秤になりますが、私個人としては、何度も繰り返すように海外留学の経験は、私の人生の中で最高の思い出になっているため、ぜひMBAを目指されている方には、現時点では無理だとしても長期的に見て諦めずに夢を実現していただきたいと思います。

ABOUT ME
ahitoworld
一部上場企業に勤めるサラリーマン。オランダのErasmus UniversityにてMBA(経営学修士)を取得。TOEFL19点という絶望的な英語力からスタートしたものの、社費留学の資格、MBA受験合格、MBA卒業をクリアして長年の夢を実現。微力ながらも、これから海外留学を目指す人、英語力がないけれど海外MBAを目指したい人の後押しができればと思い、これまで自分が夢を実現するまでに経験してきたことやノウハウ、失敗例などをお伝えするためにブログ開設。