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2度の失敗を経て勝ち取った社費留学

私は社費留学でMBAに行きましたが、今振り返ってみて社内選考を通るのに一番有効的だったポイントは「アピールし続けたこと」だと思っています。なぜなら、私は2度も社内選考に落選、3度目のチャレンジでようやく権利を勝ち取ることができたからです。3回も応募してきた人は私が初めてだったかもしれませんね。最後は会社側も私の根気に負けし、「こいつはしつこいから行かせてやるか」という状態になったのではないかと思っています(笑)。それぐらい私は、人生をかけて海外MBAに絶対行きたいと思っていました。

我が社では年に1度だけ社費留学の選考が行われます。海外留学の合格者は理系専攻含めて年間約10人で、MBAだけで数えたらせいぜい5人くらい。選考プロセスは、1次試験でこれまでの経歴、TOEFLスコア、モチベーションを提出した上での書類審査と小論文試験が行われます。通過者のみが2次試験の面接選考に進み、その内の数名が合格という流れです。

1回目に社内選考を受けた時は、ほとんど準備と対策ができていない状態でした。TOEFLのスコアは50点くらい。ついつい「スコアが低いから受かるはずがない」「低いスコアから会社からの評価が下がるのではないか」と考えてしまいがちですが、「とにかく行動あるのみ!」という私の信念は間違っていなかったと思います。恥を忍んで出願した当時の自分を褒めてあげたいくらいです。出願したことでのメリットは4つ。

①どのように選考が行われるのか全体像を把握できた

②次年度に向け、出願シートや小論文試験に向けた対策が取れるようになった

③案外、出願している人が少ないことが分かった

④出願したことで会社に「行きたい!」と意思表示を明確にできた

特に5つ目のメリットが後々に効いてきました。1回目の選考結果は、スコアも低かったため余裕の不合格。自分でも納得の結果でした。出願シートや小論文試験でも説得力ある志望動機や具体的な留学後のビジョンなどが明確に示せていなかったと思います。

翌年も当然のように2回目の社費留学へ応募をしました。しかし、結果はまた不合格でした。前年の試験から1年という時間があったにも関わらず、TOEFLのスコアは思うように伸びていませんでした。というよりも、1年間本気で勉強をやり切れたかと問われると答えはNO。何の強制力もない中、いくら自分が実現したいこととは言え、自分で自分を追い込んで1年間ストイックに働きながら勉強することは自分には厳しかったです。改めて自分の弱さを自覚すると共に、考え直す良いきっかけとなりました。そこで、自分なりに考えた結論は、意志が弱いならどうやって勉強せざるを得ない環境を自分で作り出していくかでした。自分の意志の弱さを嘆き、自己嫌悪に陥る前に、まずは環境を整備してしまうという手法です。この年以降、私が環境を変えるためにやった具体策は3つ。

①テレビを捨てる

②予備校に通う

③3ヵ月に1回TOEFLを受ける

この年から数年間はテレビなしの生活が続きました。テレビがあれば自然と点けてしまい惰性で時間が流れてしまいます。そんな暇があったら勉強しろという意気込みを込めて思い切って処分しました。

また、予備校に行くことで課題が出されるため、必然的に勉強せざるを得なくなりました。授業料払っているわけで自分自身へのプレッシャーにもなりましたし、休日なのに予備校に来ている同じ社会人と触れ合うことで刺激も受けました。

3ヵ月に1回TOEFLを受けたのは実力の見える化と長期でのモチベーション維持のためです。1年間、何の目的や指標もないまま勉強を続けていくことは正直困難でした。定期的に自分の実力を客観視することはモチベーションを上げる意味でも、危機感を煽る意味でも有効だったと思います。(個人的には、全然スコアが上がらず危機感ばかり煽られていましたが。。)

いずれも、まずは行動することに注力したことが自分の特徴だと思います。自分の意志が弱いならば、まずは環境を作り上げていくこと。これが自分なりの現状を打破するためのポイントです。

結局、3回目の社内選考で私はようやく会社から合格をもらえることができました。当時のTOEFLのスコアは70点前後だったと思います。決して高くないスコアでしたが、海外MBAに行きたいという熱意としつこさ、これまでのアピールが社内選考を通過する上での一番のポイントであったと思っています。